ライクアスター（2015年生、母エンジェルラブ）

ライクアスター（2015年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「星のように」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時11歳）と交配したエンジェルラブが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田寛治。主な勝ち鞍は2018年の内灘砂丘フェスティバル特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、下河辺行信によって432万円で落札された。2歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、坂田行夫によって648万円で落札された。

伊藤正徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月15日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

12月9日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3歳（2018年）

1月13日、中4週で迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

3月18日、中8週で迎えた4戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月6日、中6週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

8月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から37kg戻して迎えた8戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたかもと誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた9戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の平成30年7月豪雨被災地復興（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスガノゴールドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月9日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったマイネルマリポッサに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアイアムサファイアに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中1週で迎えた13戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、小住利洋地方競馬場全場制覇記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた14戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ステップアップにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月30日、中1週で迎えた15戦目は、2018JBC京都まであと5日（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、内灘砂丘フェスティバル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のスイスピリッツに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月28日、中5週で迎えた17戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。