ニシノコイシクテ（2008年生、母ニシノビギン）

ニシノコイシクテ（2008年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋曲名。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時8歳）と交配したニシノビギンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の一般C2五。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

12月11日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

3歳（2011年）

2月20日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

5月29日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた4戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小野寺祐太騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

8月28日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンシスイメイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた8戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、シャイニーキセキに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

9月19日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアバンチュールを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月8日、中1週で迎えた11戦目は、よこて菊まつりレース（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。