ラッキータイショウ（1986年生、母ワールドパンサー）
Lucky Taisho
1986.05.18
ラッキータイショウ（1986年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニチドウタロー（当時10歳）と交配したワールドパンサーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本 智広。戦績は、中央平地19戦2勝、地方38戦3勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1988年）
12月3日、デビュー戦は坂井千明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。
12月25日、中2週で迎えた2戦目は、細川英二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。
3歳（1989年）
1月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。
3月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。
3月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。
4月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。
6月3日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のバコンカイウンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。
6月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（6戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。
7月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳400万下のほおずき賞（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。
9月17日、中9週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
10月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の喜多方特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
11月26日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。
12月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のダービーセダンに1馬身1/4の差をつけて2勝目を手にした。
4歳（1990年）
1月15日、中4週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。
2月4日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（7戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。
5歳（1991年）
1月13日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた19戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川英二騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
4月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月17日、連闘で迎えた21戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。
5月2日、中1週で迎えた22戦目は、C1ニ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月8日、連闘で迎えた23戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（中京(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月15日、中4週で迎えた24戦目は、小竹清一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小竹清一騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月27日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小竹清一騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小竹清一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小竹清一騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月8日、中1週で迎えた29戦目は、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小竹清一騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月21日、中1週で迎えた30戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小竹清一騎手（6戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月6日、中6週で迎えた31戦目は、橋本正典騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエガゼールに8馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
11月28日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1六 C2三（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本正典騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコーマスターに1馬身の差をつけて優勝
6歳（1992年）
1月2日、中4週で迎えた33戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本正典騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントネップスに3/4馬身の差をつけて優勝
1月14日、中1週で迎えた34戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月17日、中4週で迎えた35戦目は、春蘭特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は橋本正典騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
2月27日、中0週で迎えた36戦目は、小松川特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本正典騎手（4戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。12着に敗れた。
3月10日、中1週で迎えた37戦目は、アイリス特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本正典騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月26日、中1週で迎えた38戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月2日、連闘で迎えた39戦目は、レンゲ特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鍛炭幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月24日、中2週で迎えた40戦目は、水仙特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鍛炭幸夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。
5月3日、連闘で迎えた41戦目は、湘南特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は橋本正典騎手（6戦3勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月14日、中1週で迎えた42戦目は、菖蒲特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本正典騎手（7戦3勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。
6月8日、中3週で迎えた43戦目は、荒木孝良騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般A3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月25日、約4か月の休養明けで迎えた45戦目は、海方昭三騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（上山ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月23日、中3週で迎えた46戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で海方昭三騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた47戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で海方昭三騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（1993年）
3月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた48戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月29日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた49戦目は、一般C4-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月19日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた50戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月3日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた51戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた52戦目は、小松征四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
6月21日、中3週で迎えた53戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた54戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月25日、中2週で迎えた55戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で雑賀秀介騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた56戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で雑賀秀介騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月29日、中2週で迎えた57戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で雑賀秀介騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。