インターカイザー（1987年生、母オーマツテイ）

Inter Kaiser

1987.05.03

インターカイザー（1987年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイテエム（当時18歳）と交配したオーマツテイが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はヤマオカ牧場。戦績は、中央平地10戦1勝、地方4戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月14日、デビュー戦は五十嵐忠男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月12日、中5週で迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

9月15日、中2週で迎えた8戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリキサンオーカンに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月20日、中4週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦1勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では目立つような脚を使えず18着に終わった。

4歳（1991年）

4月7日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月24日、中1週で迎えた12戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。