スズノキャサリン（1986年生、母スズノグロリア）

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

11月27日、デビュー戦は楠孝志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた2戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

3歳（1989年）

1月20日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は楠孝志騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るフミノタイテイを豪脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

2月18日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楠孝志騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下（阪神ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で楠孝志騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

9月10日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

4歳（1990年）

4月21日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタマモダイヤモンドを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

5月13日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の本宮特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西園正都騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

10月21日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は楠孝志騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月2日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で楠孝志騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。