カツゲキプロドット（2019年生、母カツゲキグロリア）

カツゲキプロドット（2019年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したカツゲキグロリアが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は朝野勝洋。2021年の名物・とねっこジンギスカン特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

6月3日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

7月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1100m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るローズティアラを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のシャイニーシグナスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月21日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの名物・とねっこジンギスカン特別（門別ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で松井伸也騎手（5戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

4歳（2023年）

6月1日、約20か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた8戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、とままえ温泉ふわっと賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ブレイヴァリーボスに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中2週で迎えた9戦目は、日高町水道協会賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したエイシンブレナムにクビ差届かず2着に甘んじた。