グランシャスール（2020年生、母トーセンジュエル）

グランシャスール（2020年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「偉大なハンター(仏)。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時11歳）と交配したトーセンジュエルが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。主な勝ち鞍は2024年の一般C3-8。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、京都サラブレッドクラブによって550万円で落札された。

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月18日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

3歳（2023年）

2月25日、中9週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず16着に終わった。

4月30日、中8週で迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったミオファーストに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桂浜盃（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた10戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のSMG祝25周年特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の愛媛道後特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、泰青くん誕生日特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたヒマワリノコ決め手に屈してハナ差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、マツムシソウ特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 17（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた17戦目は、C3-16（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（9戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、スカリーワグに交わされて4馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（10戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（11戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（12戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のジェイエルブリッジをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

1月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で永森大智騎手（14戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

1月30日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で永森大智騎手（15戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で永森大智騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた25戦目は、岡山県吉備の温羅特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で永森大智騎手（17戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で永森大智騎手（18戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた27戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月5日、連闘で迎えた28戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクラールスに1馬身の差をつけて2勝目を収める

3月26日、中1週で迎えた30戦目は、ソメイヨシノ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3-5（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた34戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、ごえもんくんお誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた35戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ビックハートにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

7月13日、中1週で迎えた36戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた37戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた38戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、愛燦燦★一心同体☆栄冠煌き勝利へ進む杯★（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクツワファミリーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた40戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、大地記念盃（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、伸びてきたシュペルブ決め手に屈してハナ差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた41戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、アングラー北川洋記念特別編成（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

10月20日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、祝★80歳くにひこ誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた43戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。