グランオース（2021年生、母レゾリューション）

グランオース（2021年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主名より+誓い。母名からの連想」。毛色は栗毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したレゾリューションが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大島牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大浦保勅によって1,320万円で落札された。

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマッシャーブルムに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

3歳（2024年）

2月11日、中7週で迎えた3戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したレグロスヴァーグにアタマ差届かず2着に惜敗した。

2月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のチョウガンバレをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマジックブルーを豪脚で半馬身差し切って休み明けの一戦をモノにした。

11月23日、中8週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

4歳（2025年）

1月12日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの天白川特別（中京ダート1900m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

3月15日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの阿見特別（中山ダート2400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。