マッシャーブルム（2021年生、母アサカラヴァーズ）

マッシャーブルム（2021年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「パキスタンの山名。通称『K1』」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーニン（当時9歳）と交配したアサカラヴァーズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は協和牧場。2024年の’24スターバーストカップに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、協和牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、永嶋啓一によって1,210万円で落札された。

村山明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月26日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグランオースに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

2月27日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’24スターバーストカップ（大井ダート2000m 晴/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のゴールデンブザーをクビ差振り切って断然人気に応えた。

3月20日、中2週で迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた4戦目は、3歳Jpn1の羽田盃（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。