ゴールデンブザー（2021年生、母ドンプリムローズ）

ゴールデンブザー（2021年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時16歳）と交配したドンプリムローズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はタツヤファーム。2024年の’24スターバーストカップで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タツヤファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、柏瀬金之介によって935万円で落札された。

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

6月9日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は489kg。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスピニングガールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

11月15日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るカミカゼレディーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンの’23ジェムストーン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムットクルフェに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3歳（2024年）

1月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の内川賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマイルモアを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳オープンの’24スターバーストカップ（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（6戦3勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したマッシャーブルムを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

4月2日、中4週で迎えた8戦目は、3歳オープンのクラウンカップ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。