マイネルモント（2006年生、母キョウエイルナ）

マイネルモント（2006年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋月（独）」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時11歳）と交配したキョウエイルナが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は武田修一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、武田修一から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって420万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,400万円（14万×100口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月1日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

3歳（2009年）

9月7日、約10か月半の休み明けで迎えた2戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

9月14日、連闘で迎えた3戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャイニーバードをハナ差振り切って初白星を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルスラッガーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月5日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイネルサウダージを捕まえ切れず、ハナ差の2着に惜敗した。

10月12日、連闘で迎えた6戦目は、キリンFIRE杯（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストロベリータイムに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月19日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラクリマを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月3日、中3週で迎えた9戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月9日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた10戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったメイショウゼウスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

4歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた12戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

1月14日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

1月28日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で阪野学騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月3日、連闘で迎えた15戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた16戦目は、寒椿賞（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ヒルノカンクンにクビ差交わされて2着となった。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C11（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた19戦目は、一般C14（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた20戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、省ちゃん勝ちゃん祝!米傘寿記念（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。