エフテーエンパイア（2000年生、母チヨノハツライ）

エフテーエンパイア（2000年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋エンパイアステートビルより」。毛色は鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時8歳）と交配したチヨノハツライが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は大和牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2 C3-7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大和牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

7月20日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

8月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月6日、中8週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2003年）

2月14日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の桜草特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の若葉特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの天の川特別（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月23日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のエクセレント特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤村龍也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中央条件交流ススキ特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、紅葉特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月1日、中2週で迎えた10戦目は、けやき特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、野菊特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた12戦目は、シクラメン特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、一般C2 C3-7（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリローレルに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ガーネット賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着を確保した。

1月17日、中1週で迎えた15戦目は、七草特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた16戦目は、フリージア特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、春蘭特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた18戦目は、かたくり特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた19戦目は、マーガレット特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、若葉賞（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中6週で迎えた21戦目は、つつじ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーソングからアタマ差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた22戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、菅沼特別（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月11日、中1週で迎えた24戦目は、りんどう特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファルフから3/4馬身差の2着となった。

10月11日、中3週で迎えた25戦目は、紅葉特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月12日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、初冬特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。