ラスカルトップ（2009年生、母スズカローラン）

ラスカルトップ（2009年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋頂点」。毛色は鹿毛。種牡馬のラスカルスズカ（当時13歳）と交配したスズカローランが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地24戦2勝2着2回、中央障害4戦0勝。主な勝ち鞍は2014年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月18日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のマンハッタンミートに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3月31日、中1週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

10月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雨飾山特別（新潟芝2400m 小雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

4歳（2013年）

10月5日、約11か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上500万下の菅名岳特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた7戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったファントムライトにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月7日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったタニオブローズにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

12月15日、連闘で迎えた9戦目は、C.ウィリアムズ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

5歳（2014年）

2月8日、中7週で迎えた10戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のカフェラピードに1馬身1/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月22日、中3週で迎えた12戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の須磨特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月18日、中7週で迎えた13戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の赤倉特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた14戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のHTB杯（函館芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の洞爺湖特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

7月19日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松前特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

12月13日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

6歳（2015年）

1月5日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上はD.バルジュー騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の花見小路特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でD.バルジュー騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

6月27日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月7日、約4か月半の休養明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の近江特別（京都芝1800m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた22戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

7歳（2016年）

1月31日、中7週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2月27日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の丹波特別（阪神芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

8月7日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。