ラビシュスペンダー（2005年生、母プティットフルー）

ラビシュスペンダー（2005年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「浪費家」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時8歳）と交配したプティットフルーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は筒井征文。戦績は、中央平地8戦0勝、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2 18。

経歴

デビュー前

1歳のとき、筒井征文から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山上和良によって262.5万円で落札された。

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

9月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月3日、中6週で迎えた2戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーハヤテから半馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐原秀泰騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラブイズマイウエーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐原秀泰騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエヌティースターから半馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月17日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2 19（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノシャイニングに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2 18（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌティースターに1馬身の差をつけて優勝

3月22日、中6週で迎えた9戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月12日、中2週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

6月3日、中6週で迎えた11戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月30日、中8週で迎えた13戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月25日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

11月8日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

12月13日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた16戦目は、3歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。