コスモニンブル（2012年生、母ナイスカット）

コスモニンブル（2012年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋敏捷な」。毛色は鹿毛。種牡馬のコンデュイット（当時7歳）と交配したナイスカットが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

9月20日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は430kg。17頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

12月21日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2015年）

1月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したフォルティスを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

2月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったプラチナグルームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた8戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったアポロメインに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のロックガールに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（6戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインヘリットラインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月5日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったナムラピピに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた16戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

11月18日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

12月16日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4歳（2016年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた20戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったカサラギに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月21日、中0週で迎えた27戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸山真一騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、つくし特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、中富良野町観光リフト運行特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。