ライバメロディー（1987年生、母ライバリマンド）

ライバメロディー（1987年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時7歳）と交配したライバリマンドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

古賀末喜厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1989年）

12月3日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は518kg。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた2戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシリネラカツヒメを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3歳（1990年）

1月20日、中4週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハシノユキゲショウをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月18日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定4歳500万下のうぐいす賞（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウエイタップに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月18日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下のミモザ賞（中山芝2200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

5月13日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。