アルベニス（2016年生、母ポジションリミット）

経歴

デビュー前

当歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、森田藤治によって2,700万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

7月13日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は448kg。17頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

8月25日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの鳥栖特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月12日、中6週で迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るカフェアリアドネを途轍もない末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゼネラルマッターレに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2020年）

1月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田翼騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のミッキーマランに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

1月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（4戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

7月19日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの神鍋特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（6戦1勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したタイガーインディを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月26日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田翼騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5歳（2021年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田翼騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったキャノンバローズに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

9月5日、約7か月半の休養明けで迎えた12戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

6歳（2022年）

4月17日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森裕太朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、伸びてきたメイショウハクサン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7歳（2023年）

2月19日、約9か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上2勝クラスの川西特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森裕太朗騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの立川特別（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森裕太朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの加古川特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森裕太朗騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの大府特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。