ベルエブロス（1997年生、母ベルショウワ）

Bell Ebros

1997.02.22

ベルエブロス（1997年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時11歳）と交配したベルショウワが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）昭和牧場。戦績は、中央平地9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち味のスタミナで懸命に走り抜いたが、勝ったゴッドブレスシチーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ハセノバクシンオーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

5月13日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のダイワファイターに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の芍薬賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

4歳（2001年）

1月29日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るストロングデュークを上がり3位タイの末脚で3/4馬身差し切って休み明け初戦をモノにした。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では不撓の闘魂でジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のマイネルトラストをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2002年）

6月2日、約15か月半の休養明けで迎えた8戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。