スターオブスマイル（1997年生、母サルノヤヨイ）

Star of Smile

1997.04.17

スターオブスマイル（1997年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時8歳）と交配したサルノヤヨイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦8勝。主な勝ち鞍は1999年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、広松茂年によって315万円で落札された。

手島勝利厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（1999年）

7月4日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は447kg。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクエツプレスに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2000年）

7月1日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた2戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノースカリピージュに6馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

7月16日、中1週で迎えた3戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジャパンドーターに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクトバリアントに6馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（3戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクトバリアントに6馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

12月9日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（5戦4勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり6着に敗れた。

4歳（2001年）

1月20日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワールドパークに4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

10月7日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg絞って迎えた9戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウィナーズパワーに1馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

10月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のマユネキングに1馬身の差をつけて8勝目をゲットした。

12月14日、中6週で迎えた11戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた12戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に敗れた。