アッシュスパーク（1986年生、母アシュフォード）

アッシュスパーク（1986年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホツトスパーク（当時14歳）と交配したアシュフォードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地10戦2勝、中央障害1戦0勝、地方16戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

増本豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

1月28日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 小雪/重）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマルイチイサオをクビ差振り切って初白星を挙げた。

11月25日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた5戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンディースターを凄まじい末脚で半馬身差し切って2勝目を収める

12月17日、中1週で迎えた6戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のクリスマスキャロル賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた7戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

4歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた8戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた9戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

5歳（1991年）

1月15日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、岡冨俊一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた11戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月28日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた12戦目は、谷地勝則騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷地勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターネビィスに2馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷地勝則騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードグラスをクビ差制して勝利を手中に収めた。

9月22日、中3週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で谷地勝則騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、荒尾騎手招待（水沢ダート1900m 小雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は谷地勝則騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷地勝則騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷地勝則騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフラストモアからアタマ差の2着に甘んじた。

12月14日、中3週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で谷地勝則騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1992年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で谷地勝則騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で谷地勝則騎手（9戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で谷地勝則騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で谷地勝則騎手（11戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた25戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で谷地勝則騎手（12戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で谷地勝則騎手（13戦2勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた27戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で谷地勝則騎手（14戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。