ビソウプリンシパル（1996年生、母ビソウビジン）

ビソウプリンシパル（1996年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のビソウサウス（当時6歳）と交配したビソウビジンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小林ファーム。戦績は、地方27戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系4歳A2。

経歴

デビュー前

太田勝雄厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1998年）

9月27日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳B3（上山ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は425kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイビクトリーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月27日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳B1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキニセイに2馬身の差をつけて優勝

11月23日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1999年）

4月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、アラ系4歳A2（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタケイチトップに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦をモノにした。

4月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のおうし座特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のスズラン賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳A2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のふたご座特別（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（上山ダート1250m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C1（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスラップスケートに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2000年）

6月13日、約10か月の休養明けで迎えた13戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で板垣吉則騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた14戦目は、アラ系一般B1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で板垣吉則騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般B3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で板垣吉則騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で板垣吉則騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で板垣吉則騎手（13戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で板垣吉則騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラピッドベアーズから6馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般B（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で板垣吉則騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で板垣吉則騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、飯舘場外開設記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（17戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（18戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のトガミリュウセーをクビ差制して制した。

12月3日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（19戦3勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラガンバから1馬身差の2着となった。

5歳（2001年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた25戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアローキングにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた26戦目は、トパーズ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤコジショウグンに1馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

5月4日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部竜司騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。