ユーロックデュード（2019年生、母ヴァバーウエン）

ユーロックデュード（2019年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「君って最高」。毛色は芦毛。種牡馬のエイシンヒカリ（当時8歳）と交配したヴァバーウエンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はスイートフアーム。主な勝ち鞍は2024年のランチタイムチャレンジ(一般C3二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スイートファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって440万円で落札された。

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月19日、デビュー戦は川又賢治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は408kg。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2022年）

2月6日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月3日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

2022年9月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月20日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、スイートファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、坂東牧場によって440万円で落札された。

稲益貴弘厩舎（船橋）へ入厩。

1月19日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、一般C2八九（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。競走除外となった。

4歳（2023年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘したが、抜け出したヴェルトクリーガーにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月13日、中5週で迎えた9戦目は、インフィオラータ賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山本聡紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

9月29日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

12月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八ウ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月11日、中2週で迎えた12戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイキフリードを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3二三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず3着に敗れた。

3月7日、中6週で迎えた14戦目は、馬い!盛岡早生ふじリンゴ発売記念（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。