イノコ（2014年生、母ジョセフィーヌ）

Inoko

2014.03.20

イノコ（2014年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時9歳）と交配したジョセフィーヌが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の2歳。

経歴

デビュー前

佐宗応和厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2016年）

6月28日、デビュー戦は中野省吾騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマニアに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2017年）

5月9日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中野省吾騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた7戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、勝ったマルヨアマテルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた9戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキャプテンハウテンをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。