モデル（1996年生、母アフェクトダンサー）

モデル（1996年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時20歳）と交配したアフェクトダンサーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は斉藤スタッド。戦績は、地方28戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のアラブジュニアカップ(アラ系3歳A)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、斉藤スタッドから「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

田村光則厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（1998年）

6月29日、デビュー戦は千葉淳志騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダスティーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダスティーに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月3日、中1週で迎えた3戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若草賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンマスクに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月31日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアラブジュニアカップ（盛岡ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンマスクに1馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

3歳（1999年）

4月3日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンマスクから4馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラストボーイから5馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳ハンデ戦の全日本アラブ優駿（園田ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトライリュウに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、テレビ岩手杯（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のビクトリーカップ（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた12戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート2000m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定戦の全日本アラブクイーンカップ（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（7戦3勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月28日、中6週で迎えた14戦目は、3歳戦の日高賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は千葉淳志騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2000年）

1月4日、中4週で迎えた15戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンステッキ賞（水沢ダート1900m 小雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月11日、中9週で迎えた16戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（福山ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、中3週で迎えた17戦目は、おぼろ月特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた18戦目は、春の海特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、ユートピア特設（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた20戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、オーロラ特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた22戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、オーロラ特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノダイゴローに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

12月31日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブチャンピオン（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2001年）

1月31日、中3週で迎えた24戦目は、はなみづき特別（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた25戦目は、細原邦央騎手を鞍上に迎えて、ユートピア特設（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた26戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた27戦目は、オーロラ特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた28戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、菊池川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。