アーロンイメル（2021年生、母アビス）

Aaron Imeru

2021.05.23

アーロンイメル（2021年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のパイロ（当時16歳）と交配したアビスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月9日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2024年）

3月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のカセノルーパスに1馬身の差をつけて未勝利戦を制した。