クレア（2019年生、母バルビーナ）

Claire

2019.05.19

クレア（2019年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したバルビーナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はバンブー牧場。主な勝ち鞍は2021年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

飯田祐史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

12月18日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のキムケンリアンをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

5月21日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳1勝クラスのメルボルントロフィー（中京芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月23日、中8週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラスの大牟田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウサトワを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4歳（2023年）

1月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

1月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（7戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のゼットノヴァを3/4馬身振り切って3勝目を掴み取った。

4月29日、中8週で迎えた9戦目は、4歳以上3勝クラスの朱雀ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山典弘騎手（8戦3勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。