ヤングローマン（1984年生、母オンワードアコ）

ヤングローマン（1984年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時12歳）と交配したオンワードアコが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は濱田牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着4回、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

6月6日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったフジノミカドにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月13日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた8戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったアサカサミットにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ビュウティミホにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月7日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で原昌久騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、伸びてきたウインザフィールド決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月22日、連闘で迎えた12戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハギノダンディーをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の恵那特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（1988年）

1月10日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

9月21日、約8か月半の休養明けで迎えた16戦目は、福田三郎騎手を鞍上に迎えて、一般A2（足利ダート1700m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、梅山誠騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（1989年）

4月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、日下部一二三騎手を鞍上に迎えて、金蘭特別（足利ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1 B2（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福田三郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、あつもり草特別（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、連闘で迎えた24戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（宇都宮ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（宇都宮ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた26戦目は、袋川特別（足利ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた27戦目は、つゆ草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は福田三郎騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた28戦目は、スイレン特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた29戦目は、おみなえし特別（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋和宏騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。