ベルモントドラド（2005年生、母ソウルクィーン）

ベルモントドラド（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋黄金（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時13歳）と交配したソウルクィーンが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の一般C29。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月17日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

11月17日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスーパークインに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、連闘で迎えた4戦目は、そうだ!笠松に行こまい盃（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた6戦目は、JAあいち尾東合併10周年記念杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4歳（2009年）

5月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジノイチバンボシを強烈な末脚でクビ差だけ差し切って久しぶりの一戦をモノにした。

6月28日、中4週で迎えた8戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

8月26日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、レダ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月4日、中5週で迎えた10戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバトルヴィクトリアを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月10日、連闘で迎えた11戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンツライダーに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月18日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。