カントリフェイス（1985年生、母クロスフアミリー）

カントリフェイス（1985年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のキョウエイプロミス（当時8歳）と交配したクロスフアミリーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉野勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1987年）

11月8日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したモリマツオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3歳（1988年）

6月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月3日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のカチウマハヤテに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の湯浜特別（函館芝2000m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。