ミホエクワイン（1997年生、母ツルマルマユミー）

ミホエクワイン（1997年1月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したツルマルマユミーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）成隆牧場。戦績は、中央平地14戦1勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、成隆牧場から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって787.5万円で落札された。

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月15日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

6月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るウイズハヤテカゼを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月17日、中7週で迎えた5戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

4歳（2001年）

4月28日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

7月22日、中9週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の稲妻特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑島靖典騎手（3戦0勝）。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で蓑島靖典騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月29日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蓑島靖典騎手（5戦0勝）。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蓑島靖典騎手（6戦0勝）。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2002年）

4月21日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般B1（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は南郷家全騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。