サクラピカイチ（2004年生、母サクラブルース）

サクラピカイチ（2004年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋多くの中で一番優れている」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したサクラブルースが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の一般D2-1。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2007年）

4月19日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、一般D3-1（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマチカネコウバイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月12日、中9週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコデマリをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

10月17日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、喜茂別町アスパラの里賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

4歳（2008年）

4月28日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。