ダイヤネイチャー（2003年生、母ダイヤターン）

ダイヤネイチャー（2003年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時12歳）と交配したダイヤターンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中本牧場。戦績は、地方19戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2007年のこぎつね座特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

葛西勝幸厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2005年）

11月6日、デビュー戦は板垣吉則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボンバージャックに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月14日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のホープフル（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、インパクトフェリーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマヨオペラオーに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3歳（2006年）

6月10日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

7月31日、中6週で迎えた6戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミズサワジョンコを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクランペガソスに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のキングプレミアムを3/4馬身振り切って3勝目をマークした。

11月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ローランラムズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のジルベスター賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4歳（2007年）

1月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、たて座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦2勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、こぎつね座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で戸崎圭太騎手（7戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキンセイラッシュをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

6月3日、連闘で迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、かんむり座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。