シップウジンライ（2005年生、母ノースランサー）

Shippu Jinrai

2005.05.06

シップウジンライ（2005年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウドトウ（当時9歳）と交配したノースランサーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）北俣牧場。戦績は、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上C2 13。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北俣牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、広松一義によって315万円で落札された。

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2008年）

11月24日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。

4歳（2009年）

4月4日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート900m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエプソムコメットに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマロンパフェをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

5月31日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアクトオブゴッドを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。