スカイバロン（1994年生、母ニユークリエイト）

スカイバロン（1994年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時13歳）と交配したニユークリエイトが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）グリーン農林。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。1996年のいちょうステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

8月3日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のショウナンアローをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのコスモス賞（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月27日、中7週で迎えた3戦目は、2歳オープンのいちょうステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったメジロドーベルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

3歳（1997年）

4月27日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月22日、中7週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

4歳（1998年）

3月22日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の美濃特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。