ハクサンタマテバコ（2018年生、母ダイアンスマイル）

ハクサンタマテバコ（2018年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+玉手箱」。毛色は栗毛。種牡馬のハクサンムーン（当時9歳）と交配したダイアンスマイルが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月27日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4月18日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

6月12日、中7週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切り、3着に入った。

7月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武藤雅騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンデザインに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

9月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（2戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月17日、中5週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラスの稲光特別（新潟芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（3戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた9戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4歳（2022年）

2月26日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい13着に敗れた。

7月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。15着に敗れた。

9月28日、中8週で迎えた12戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、アクルクスダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

11月30日、中8週で迎えた13戦目は、トパーズダッシュ（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、オッズパークウインターカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

5歳（2023年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（姫路ダート800m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月7日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた16戦目は、小野市白雲谷温泉ゆぴか特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上幹太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた18戦目は、タンポポ賞（姫路ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上幹太騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

3月28日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた19戦目は、ラジオ関西特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井上幹太騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上幹太騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で井上幹太騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井上幹太騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で井上幹太騎手（8戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた24戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた25戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月19日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（9戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

11月2日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、エメラルド賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C2一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた29戦目は、C3一3歳以上（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は廣瀬航騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3一（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

6歳（2024年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C3（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で廣瀬航騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。