リネンデザイン（2018年生、母リネンパズル）

リネンデザイン（2018年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+デザイン」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時18歳）と交配したリネンパズルが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沖田牧場。主な勝ち鞍は2022年の矢野酒造「肥前蔵心」賞(B3)。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月15日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

3歳（2021年）

2月13日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた7戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

4月24日、中5週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

7月4日、中9週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入った。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスマートルグランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月15日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクサンタマテバコから4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（6戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた13戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマイヨアポアにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

11月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、磨墨賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ガンバギフに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般B4 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

デビュー前

大橋敬永厩舎（笠松）へ入厩。

1月14日、デビュー戦は藤原幹生騎手を鞍上に据えて、一般B4 C3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての大外8番ゲートからスタート。出走取消となった。

4歳（2022年）

2月8日、中7週で迎えた16戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、クロッカス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた17戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、タガノリヴェラーノに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月5日、中0週で迎えた18戦目は、すみれ賞（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったグラスコックピットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた19戦目は、桃花特別（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた20戦目は、チューリップ賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月11日、中9週で迎えた21戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOB-4組（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた22戦目は、熱血!さがけいば塾!NEOB-3組（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた23戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた24戦目は、夕凪賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた25戦目は、りんどう特別（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた26戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた27戦目は、寒露賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（11戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた28戦目は、幸姫酒造「幸姫」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた29戦目は、矢野酒造「肥前蔵心」賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中純騎手（13戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホウオウエックスに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた30戦目は、ローズ特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中純騎手（14戦1勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた31戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、水仙賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5歳（2023年）

1月7日、中3週で迎えた32戦目は、門松賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（15戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。