コレオグラファー（2020年生、母ソルトオブジアース）
Choreographer
2020.03.17
コレオグラファー（2020年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「振付師」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時9歳）と交配したソルトオブジアースが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は戸川牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、白井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、大谷正嗣によって550万円で落札された。
高柳大輔厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2022年）
7月24日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。
9月4日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
3歳（2023年）
1月8日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、B.ムルザバエフ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のトラストエムシーに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
3月11日、中8週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。
5月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝2400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のティムールをクビ差振り切って制した。
8月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入った。
9月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は菅原明良騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。
12月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上はB.ムルザバエフ騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。
4歳（2024年）
1月14日、中4週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。
3月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの熊野特別（中京芝2200m 小雨/重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。
4月27日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた11戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの胎内川特別（新潟芝1800m 外回り 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。
10月14日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの菅名岳特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
11月2日、中2週で迎えた13戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。