キャプテンドレイク（2017年生、母ハシッテホシーノ）

キャプテンドレイク（2017年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「船長+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時9歳）と交配したハシッテホシーノが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2023年の北九州短距離ステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、谷掛龍夫によって5,616万円で落札された。

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月2日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

3月7日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったスズカキングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月29日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

11月27日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた6戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシュペリエルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月25日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタイセイブーティーに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2021年）

1月2日、連闘で迎えた8戦目は、新春盃（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアースエヴェリーナに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg減らして迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの稲城特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスのタイランドカップ（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

9月18日、中9週で迎えた12戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの金山特別（中京芝2200m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月4日、中7週で迎えた14戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月18日、中1週で迎えた15戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5歳（2022年）

1月15日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のフロスティクォーツに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上2勝クラスの周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサニーオーシャンをクビ差振り切って勝利をモノにする

3月19日、中6週で迎えた18戦目は、4歳以上3勝クラスの淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオメガラヴィサンをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

5月8日、中6週で迎えた19戦目は、鞍馬ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡康太騎手（4戦3勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

6月12日、中4週で迎えた20戦目は、G3の函館スプリントステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で藤岡康太騎手（5戦3勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月21日、中9週で迎えた21戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤岡康太騎手（6戦3勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

10月29日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、G2のMBS賞スワンステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤岡康太騎手（7戦3勝）。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

12月17日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 小雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6歳（2023年）

1月9日、中2週で迎えた24戦目は、淀短距離ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた25戦目は、北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（8戦3勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴァトレニにハナ差届かず2着となった。

4月9日、中7週で迎えた26戦目は、モルガナイトステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（9戦3勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた27戦目は、鞍馬ステークス（京都芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（10戦3勝）。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、最後はサンライズオネストと並んで5着同着となった。

2020年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

8月13日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、UHB賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

11月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた29戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、みちのくステークス（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

12月16日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのタンザナイトステークス（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は松山弘平騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

7歳（2024年）

1月13日、中3週で迎えた31戦目は、淀短距離ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（6戦0勝）。17頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に敗れた。

2020年9月3日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。