ヒマワリスマイル（2005年生、母マイヒマワリ）

ヒマワリスマイル（2005年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋笑顔」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時17歳）と交配したマイヒマワリが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方13戦1勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高昭牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

11月24日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2008年）

3月9日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた5戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月20日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた8戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月27日、中8週で迎えた10戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るホマレアローを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月24日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2八（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-13 14（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2-13 14 15（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2-11 12（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-11 12 13（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡田大騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた18戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2-11 12（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2五アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた22戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、トワイライト・グローリア賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。