アラブノホシ（2002年生、母シンタイム）

アラブノホシ（2002年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のハクコウハヤト（当時10歳）と交配したシンタイムが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は工藤信夫。戦績は、地方51戦14勝2着6回。2004年の肥後椿賞(アラ系2歳)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、工藤信夫から「九州1歳市場アングロアラブ1歳」に上場され、熊本県馬主会によって84万円で落札された。

工藤栄一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2004年）

8月12日、デビュー戦は田中良明騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は426kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチカゼノオーをアタマ差制して初勝利を挙げた。

9月13日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のほうせんか賞（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の小岱山賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの肥後椿賞（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリマサムネに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、2歳オープンのヤングチャンピオン（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のはぼたん賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンの門松賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、熊本県内産馬特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に牝馬ながら52kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月25日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、アラ系一般B4（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般B4（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B4（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のメグミヒリュウに1馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のファイナルレディーをクビ差制して4勝目を獲得した。

7月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のらくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリマサムネから1馬身半差の2着となった。

8月17日、中3週で迎えた14戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた16戦目は、3歳オープンの肥後さざんか賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月25日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノウルフに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月29日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミッチーネオンに半馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

12月13日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイヤマザクラに1馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

12月20日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウカイヤマザクラをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

12月31日、中1週で迎えた23戦目は、有明大賞典（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（13戦5勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月17日、中1週で迎えた24戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（14戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた25戦目は、不知火賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（15戦5勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた26戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（16戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったガンバリナッセから1馬身差の2着に敗北した。

3月21日、連闘で迎えた27戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（17戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のガンバリナッセに1馬身の差をつけて優勝

4月18日、中3週で迎えた28戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（18戦6勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（19戦6勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったココロノヒビキから1馬身差の2着となった。

5月14日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で杉村一樹騎手（20戦6勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月24日、中0週で迎えた31戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で杉村一樹騎手（21戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーコスモスから2馬身半差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で杉村一樹騎手（22戦6勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月14日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた33戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中良明騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた34戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（23戦6勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリマサムネに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月5日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（24戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた36戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（25戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノオルフェに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（2007年）

1月2日、中2週で迎えた37戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、初春特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた38戦目は、荒尾銀盃（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた40戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦2勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（26戦8勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、中9週で迎えた42戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（5戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般B3（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノキンセイに約12馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

5月29日、中1週で迎えた44戦目は、アラ系一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（27戦8勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノトップスターをアタマ差制して制した。

6月12日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（28戦9勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（29戦9勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた47戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（30戦9勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノオルフェに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月24日、中1週で迎えた48戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（31戦10勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズノヒボタンから4馬身差の2着に敗北した。

8月11日、中2週で迎えた49戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、大崎町菜の花・エコ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた50戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（32戦10勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったホシノトップスターから3馬身差の2着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた51戦目は、アラ系一般B1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（33戦10勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。