ニシノキセキ（2006年生、母サーボキセキ）

Nishino Kiseki

2006.05.25

ニシノキセキ（2006年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したサーボキセキが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田 昇史。戦績は、地方16戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のキャリーアップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

橋本和男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

8月12日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた4戦目は、茶畑雄誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のグルフォスをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたテンザンイチロー決め手に屈してクビ差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた7戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウインドホークを3/4馬身振り切って優勝

12月16日、中2週で迎えた8戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したホワイトイチにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

3月5日、中8週で迎えた10戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で茶畑雄誠騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた13戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で茶畑雄誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で茶畑雄誠騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳C1（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳C1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は茶畑雄誠騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。