アポロアビリティ（2008年生、母Choral Belle）

Apollo Ability

2008.05.19

アポロアビリティ（2008年5月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋能力、力量」。毛色は鹿毛。種牡馬のTapit（当時7歳）と交配したChoral Belleが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月16日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のグレイドケイを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

1月15日、約3か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

10月29日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月3日、中4週で迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。