ロードディフィート（2020年生、母カディーシャ）
Lord Defeat
2020.02.28
ロードディフィート（2020年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+打ち負かす」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したカディーシャが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利(未勝利)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、藤本ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって1,870万円で落札された。
和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
6月5日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたクラックオブドーン決め手に屈してハナ差の2着となった。
6月18日、中1週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るオースピスを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
8月28日、中9週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
3歳（2023年）
1月28日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。
2月19日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。
3月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトラマンダーレをアタマ差振り切って雨下の戦いを制した。
4月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。
10月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの鷹巣山特別（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（4戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた9戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの国立特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。
4歳（2024年）
2月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、R.R.キングスコート騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。
4月21日、中9週で迎えた11戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの石和特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
5月11日、中2週で迎えた12戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの信濃川特別（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
6月9日、中3週で迎えた13戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの八王子特別（東京ダート2100m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
8月2日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、東京スポーツ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた15戦目は、ペリドット賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
9月12日、中3週で迎えた16戦目は、永代橋賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷内貫太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。
10月1日、中2週で迎えた17戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、ミザール賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。
10月14日、中1週で迎えた18戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、トルマリン賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず14着に終わった。
11月4日、中2週で迎えた19戦目は、江里口裕輝騎手を鞍上に迎えて、ポルックス賞（大井ダート1650m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
12月2日、中3週で迎えた20戦目は、ノースウインド賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は谷内貫太騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、藤本ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって1,870万円で落札された。
伊藤和忍厩舎（岩手）へ入厩。
5歳（2025年）
3月9日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルダンクに7馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
3月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスマイルウェーブに8馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
4月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイショウケイゼンに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。
4月28日、中2週で迎えた24戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のキトゥンズルンバに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったシャイニーロックに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
6月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、ラスダシャンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
6月16日、中1週で迎えた27戦目は、種山高原賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（5戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったサムズアップにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。
8月19日、中8週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた28戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
9月9日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（7戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。
9月29日、中2週で迎えた30戦目は、夢・希望 未来へ前進（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（8戦3勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。