サプライズルーブル（2002年生、母パッションフラワー）

サプライズルーブル（2002年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時13歳）と交配したパッションフラワーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、地方31戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の一般C2十11。

経歴

デビュー前

伊藤強一厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2004年）

9月2日、デビュー戦は岡部誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（7）（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた2戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミツアキゼファーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の未勝利馬リバイバル（3）（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた5戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の未勝利馬リバイバル（4）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフジノスリーセブンをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2005年）

1月18日、中4週で迎えた7戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、ハイペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

5月10日、中4週で迎えた12戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

6月7日、中0週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイワボールディにアタマ差交わされて2着となった。

6月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、レッツミーワンに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月13日、中4週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（9戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（10戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（11戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、グローリーファインに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるように急駛したが、ヒカルサンキストに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2006年）

1月20日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2十11（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のラッキーバッグに1馬身半の差をつけて3勝目を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2五六七（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で納谷和玖騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で納谷和玖騎手（6戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

4月10日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で納谷和玖騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で納谷和玖騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で納谷和玖騎手（9戦1勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた31戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。