シルクマスタング（1994年生、母Formidable Lady）
Silk Mastang
1994.02.23
シルクマスタング（1994年2月23日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDanzig（当時17歳）と交配したFormidable Ladyが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地16戦2勝2着1回、地方13戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の梅花賞(500万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦2勝 [2-1-1-25/29]
- 総賞金国内
- 3,501万円
- 生年月日
- 1994年2月23日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 飯田茂夫高崎
- 馬主
- 糸井一男
- 生産者
- Kennelot Stables Limited
- 一口馬主募集クラブ
- シルクホースクラブ
- 一口馬主募集価格
- 3,500万円7万円×500口
- 抹消情報
- 地方：2000年2月21日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のFormidable Ladyは海外33戦7勝。祖母のHey Mamaは海外20戦6勝。曾祖母のPat's Mamaは海外5戦1勝。父のDanzigは海外3戦3勝。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharos＝Fairway | 5*6×6 | 6.25% |
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7×7*7*7 | 4.68% |
| きS | Sickle＝Pharamond | 7*7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 4×5*7*7 | 10.93% |
| 牡 | Hyperion | 5*7×7 | 4.68% |
| 牡 | Mahmoud | 5×6*7 | 5.46% |
| 牡 | Man o' War | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Hurry On | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Gainsborough | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡S | Chaucer | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Spearmint | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Hail to Reason | 4*5 | 9.37% |
| 牡M | Bull Lea | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Count Fleet | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | Blue Larkspur | 7*7*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ダンジグ系
- ファミリーナンバー
- 5-j
レース成績
経歴
デビュー前
シルクホースクラブにて総額3,500万円（7万×500口）で一口馬主が募集された。
田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1996年）
8月17日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。
8月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキンカクを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
9月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳G3の函館3歳ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。
10月26日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下の黄菊賞（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。
11月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた6戦目は、D.ビードマン騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。
12月22日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の千両賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。
3歳（1997年）
1月11日、中2週で迎えた8戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
1月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。
2月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のタイキスコーピオを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
4月20日、中8週で迎えた11戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（8戦2勝）。17頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
5月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（9戦2勝）。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。
6月1日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた14戦目は、4歳900万下の白丁花ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保田英敬騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。
6月29日、中1週で迎えた15戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳900万下のやまゆりステークス（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったナムラキントウンにねじ伏せられてハナ差の2着となった。
4歳（1998年）
6月20日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上900万下の三田特別（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（12戦2勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。
5歳（1999年）
4月15日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から42kg絞って迎えた17戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた18戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた19戦目は、舞木強騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月27日、中5週で迎えた20戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月20日、中2週で迎えた21戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で舞木強騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月14日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、一般A B（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で舞木強騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月5日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた23戦目は、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で舞木強騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月25日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた24戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で舞木強騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月23日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた25戦目は、一般B（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で舞木強騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月21日、中3週で迎えた26戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は舞木強騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
6歳（2000年）
1月24日、中5週で迎えた28戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で舞木強騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月7日、中1週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた29戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で舞木強騎手（9戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。