エイシンリオ（2013年生、母エーシンアマゾーン）

エイシンリオ（2013年2月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時13歳）と交配したエーシンアマゾーンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、地方18戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年のくまたか特別。

経歴

デビュー前

藤田輝信厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2015年）

7月9日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフジマサキングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

9月15日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンの’15ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のくまたか特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオウカランブを3/4馬身振り切って制した。

11月17日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3歳（2016年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月15日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

11月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、うさぎ座特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた10戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、こいぬ座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

1月26日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた12戦目は、ラジオ関西特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラテイオーに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月7日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエイシンシンタに3馬身半の差をつけて順当に勝利した。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はナリタマクリスと並んで2着同着となった。

3月23日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

5月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、スカパー!地方競馬ナイン特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。