ビレッジキャロル（2012年生、母ウインアズライト）

ビレッジキャロル（2012年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋聖歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のファスリエフ（当時15歳）と交配したウインアズライトが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方21戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月1日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

3歳（2015年）

1月25日、中8週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月28日、中8週で迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、パレスヘイローにクビ差交わされて2着となった。

4月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユメガアナタニを半馬身振り切って初白星を挙げた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシゲルダンジリに2馬身の差をつけて2勝目を収める

6月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったイチザラブに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月20日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

8月18日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中純騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグロビュールに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月13日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、シーセクションに交わされて1馬身差の2着となった。

10月4日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中純騎手（12戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

11月8日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中純騎手（13戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のカロミオベンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で田中純騎手（14戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったシーセクションに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で田中純騎手（15戦4勝）。8頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、マサタケゴールドに交わされて3馬身差の2着となった。

12月27日、中1週で迎えた20戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は17戦連続で田中純騎手（16戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で田中純騎手（17戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた22戦目は、クロッカス賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は19戦連続で田中純騎手（18戦4勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた23戦目は、SAGAジョッキーズグランプリトライアル（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で田中純騎手（19戦4勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で田中純騎手（20戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。