タリスマン（2021年生、母クロエチャン）

Talis Man

2021.02.15

タリスマン（2021年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より+男」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時8歳）と交配したクロエチャンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道上川郡清水町、生産者はリトルブルーファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピュアケミストリーに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月22日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

3歳（2024年）

3月3日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた6戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で伊藤工真騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月11日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤工真騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤工真騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

9月21日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤工真騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。