レキシントングレー（1989年生、母スカイグレイス）

レキシントングレー（1989年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のダイナガリバー（当時6歳）と交配したスカイグレイスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は山本通則。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回、地方38戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

5月3日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったサキノサラストにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、岡山定夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡山定夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月8日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月30日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（5戦0勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のカーカンパニーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月20日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、鈴木春雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1993年）

1月4日、中2週で迎えた11戦目は、松竹梅特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、福島拡騎手を鞍上に迎えて、若草賞（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般B1イ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で福島拡騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた14戦目は、薫風特別（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で福島拡騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた15戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた18戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青木智義騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた20戦目は、今治宏信騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤノランに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月26日、中1週で迎えた21戦目は、特別アスター賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今治宏信騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノトリニティに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今治宏信騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエリモキッズに3/4馬身の差をつけて制した。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、銀杏賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今治宏信騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた24戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で今治宏信騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のメイトウスーパーをクビ差制して5勝目をつかんだ。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で今治宏信騎手（5戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1994年）

1月6日、中2週で迎えた26戦目は、特別寒椿特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今治宏信騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月10日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今治宏信騎手（7戦4勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今治宏信騎手（8戦4勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のマークランに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

6月6日、中1週で迎えた29戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で今治宏信騎手（9戦5勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた30戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で今治宏信騎手（10戦5勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で今治宏信騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で今治宏信騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルズィップをクビ差制して勝利を手に入れた。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で今治宏信騎手（13戦6勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月11日、中5週で迎えた34戦目は、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で今治宏信騎手（14戦6勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた35戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で今治宏信騎手（15戦6勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月8日、中1週で迎えた36戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で今治宏信騎手（16戦6勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンカイザーから2馬身半差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた37戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で今治宏信騎手（17戦6勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキートライから半馬身差の2着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた38戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で今治宏信騎手（18戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた39戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で今治宏信騎手（19戦6勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた40戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は21戦連続で今治宏信騎手（20戦6勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた41戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は22戦連続で今治宏信騎手（21戦6勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（1995年）

1月4日、中2週で迎えた42戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は23戦連続で今治宏信騎手（22戦6勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタニノライセンスに半馬身の差をつけて優勝

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた43戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で今治宏信騎手（23戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中6週で迎えた44戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で今治宏信騎手（24戦7勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた45戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で今治宏信騎手（25戦7勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7歳（1996年）

4月30日、約10か月半の休養明けで迎えた46戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で今治宏信騎手（26戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中8週で迎えた47戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は28戦連続で今治宏信騎手（27戦7勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。