レインボウスズラン（1996年生、母オオシマスズラン）

レインボウスズラン（1996年5月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したオオシマスズランが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大島牧場。戦績は、中央平地7戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月27日、デビュー戦は飯田祐史騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は462kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマンリーパースンを差し切れず、5馬身差の2着となった。

3月20日、中2週で迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったクールネージュにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアーリーサンライズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（2000年）

3月25日、約11か月の休養明けで迎えた4戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のアルアランに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

4月8日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺薫彦騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレイレインを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月6日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の上賀茂ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

11月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺薫彦騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。